15,000円以上ご購入で送料無料!!

木炭を料理に使う

天ぷらに木炭を利用

天ぷらをカラッと料亭のように揚げるのは、コツが必要です。
そのコツの一つが煮沸消毒して乾燥させた木炭を、油の中に入れておくというものです。


揚げ温度の調節と純度を保つ木炭の力

木炭は、高温化しがちな熱を吸収し、温度が上昇するスピードを緩やかにしてくれます。
また、木炭は、フライパンや油の中に混入した水分や目には見えにくい不純物を吸着分解し、油の純度を損なわない働きをします。


天ぷらでの活用方法

1. 長さ7-8cmの白炭を一本用意し、煮沸消毒し、よく乾燥させておきます。
2. 木炭を油の中に入れます。火をかける前に入れてください。
※十分に乾燥していない木炭を熱くなった油に入れると油が飛び散って大変危険ですので、注意してください。
3. 木炭は天ぷらに一回しか使えません。揚げ終わったら、使用した木炭は、金づちなどで砕いてよく洗って乾燥させた後、土に混ぜてガーデニングなどに再利用しましょう。
4. 使用済みの油を保存する場合は、新しい木炭を入れておくと油の持ちがよくなります。

いろいろな材料の揚げ方

 

天ぷらころもの作り方


家庭で炭火料理を味わう

どうして炭火料理はおいしいのでしょうか。
炭火焼のおいしさは、なんといってもカラッと焼けて、うまみ成分が凝縮されているところです。
電気やガスの熱源では味わえない香ばしさをご家庭でも味わってみてください。


炭で焼くとなぜおいしいのか

炭火料理のおいしさは、炭の香ばしさとカラッと焼ける焼け方です。
家庭のガスやコンロ、電気などに比べて熱源に水分が少なく、遠赤外線の力で中まで火がよく通ります。
とは言っても、あまりに近づけて素材を焼くと黒焦げになってしまいます。
炭火のコツは、「遠火の強火」が鉄則です。

アユの塩焼き。焦げやすい尻尾とひれには粗塩をして、形を整え中骨をぬうように串をさします。


どんな炭がいいのか

七輪などを使った炭火料理向きの木炭には、くぬぎ炭や備長炭などの白炭が適しています。
また、使い勝手のいい子ぶりの炭を選びましょう。


※木炭の燃焼ガスには50%以上の一酸化炭素が含まれています。木炭の燃えはじめにそのガスを吸うと、たちまち中毒になり頭痛を引き起こします。
炭火が真っ赤になり、表面に灰がかぶってくるとガスは発生しずらくなります。
ご家庭で炭火をする場合は、換気を頻繁に行い、十分ご注意ください。


粒炭を使ってなんちゃって炭火焼

木炭を粒状に砕き、キッチンのグリルに敷きこむだけで遠赤外線の炭火料理が出来上がります。
カリッと油の落ちた焼き鳥や焼き魚などもワンランク上の味になります。
カラッとした仕上がりは、木炭ならではのモノであり、グリルの汚れも吸い取ります。


グリルでの活用方法

普段はグリルの下に水を入れるわけですが、木炭を使うと焼き物がカラッと焼けて、おいしくなります。
水を入れた場合より、後片付けも簡単で、焼き汁のニオイも消えて便利です。

グリルの中に入れる木炭は、直接食べ物に当たるわけではないので、黒炭でもよいのですが、安全性にこだわるなら、やはり備長炭がオススメです。
白炭を砕いて粒状にするか、もとから粒状のものになっている製品を使いましょう。


グリルの受け皿にアルミシートを敷いて、粒状の炭をコップ2杯分ぐらいを水代わりに敷きこむだけです。
水は注がず、あとはグリルのスイッチを入れるだけです。

木炭は再利用でき、5-6回は使用することができます。
使用後の木炭は可燃ごみに出してもいいのですが、ガーデニングの肥料などに再利用しましょう。